エンジニア採用を成功させるための手法とは?おすすめ求人媒体も紹介!
2022-09-28
大後 ひろ子
C-OLING代表 ブランディングコンサルタント
採用その他
エンジニア採用を成功に導くために
エンジニア採用が上手くいかず、お悩みではありませんか?
エンジニア人材の需要はここ数年で急成長を遂げていますが、だからこそ、採用に苦戦している企業の多く、同じ悩みを抱えています。
競合他社から抜きん出て優秀なエンジニアを獲得するためにはどうしたらよいのか。
エンジニアの採用を成功に導く手法とおすすめの求人媒体についてご紹介しましょう。
エンジニア採用マーケットの動向
日本におけるIT市場の急拡大にともなってエンジニアの有効求人倍率は上昇し、各企業のエンジニアの採用はここ数年、活発になっています。
特に即戦力となる経験者の募集は増加傾向ではあるものの、企業間の競争も激しく、企業の経験者採用は苦しい展開が続いています。
エンジニア採用が難しい理由
活気あるエンジニアの採用市場ですが、企業にとって採用の難易度が上がっている理由として以下の3つの理由があげられます。
エンジニアの需要が高く、企業競争が激しい
有効求人倍率の上昇でわかるように、多くの企業がエンジニアを求めています。
しかし、企業の一員として働くよりも、独立してフリーランスとして働く選択をするエンジニアも多いため、企業が採用市場でエンジニアを獲得するチャンスも下がっているのです。
エンジニア経験者採用が人気
企業は即戦力として活躍できる経験者を欲しがる傾向が強くなっています。
特に20代後半から30代のエンジニア経験者は引く手あまたであり、複数の企業が取り合うほど求められる人材です。
エンジニアの需要の高さを考えると、今後も経験者を求める求人は増加していき、採用はさらに困難になると予想されます。
エンジニアと企業間の条件ミスマッチ
エンジニアの価値が高まっているにもかかわらず、人事担当者がエンジニアの業務やスキルについて知識を持っていない、エンジニアの希望する条件を提示できないなど、欲しい人材とのミスマッチが起こりがちです。
また、競合他社の条件を分析しなかったために、条件面で他社に抜かれてしまったというケースもあります。
エンジニアは専門性が高い職種ゆえ、採用する側にとっても知識が必要です。
エンジニア採用を成功させるために
優秀なエンジニアを採用するために、まず何からはじめれば良いでしょうか。
求めるターゲットを設定するための「ペルソナ設計」
ターゲットとするエンジニア像を明確にするために、「ペルソナ設計」が重要です。
ペルソナとは細かな情報が設定されたターゲット像のことを指します。
エンジニア採用では、採用したい人材のスキルや経験、人物像、求める役割などを明らかにしましょう。
明確なペルソナを設計することで、求職者に対するアプローチ方法や母集団の形成、面接内容などの方向性を定めることができ、社内でのミスマッチを防ぐことができます。
人事だけではなく社内エンジニアと共同作業
エンジニア採用では、現場で活躍する社内エンジニアの協力が欠かせません。
専門性が高い職種であるため、専門知識がない人事担当者だけでの採用活動では応募者への正しい評価ができない可能性があるからです。
特に面接の場などでは、応募者からの専門的な質問にも答えられる社内エンジニアの存在は頼りになります。
優秀な人材を見極めるためにも、現場を知る社内エンジニアを採用活動に巻き込みましょう。
自社・競合他社を理解し、差別化を図る
競合他社が多いエンジニア採用では、他社との差別化と自社のアピールをいかにできるかがポイントです。
エンジニアが企業に対して何を求めているのかを把握し、そのニーズを満たすことができる求人内容や企業風土であることをアピールすれば、優秀なエンジニアの目を惹くことができるでしょう。
エンジニア採用に強い求人媒体の設定
エンジニア採用を効率的に進めるためには、さまざまな媒体のサービスを活用することが効果的です。エンジニアを探す際におすすめの媒体をご紹介します。
Green(グリーン)
サイトURL:https://www.green-japan.com/
若手IT/Web系経験者採用に強い成功報酬型の求人サイトです。
登録者の約8割は20代~30代の若手層かGreen転職者の中で、現在60万人以上が
登録しています。
細かな経験やスキル条件から候補者を検索し、複数の候補者へ一括アプローチすることも可能です。
type(タイプ)
サイトURL:https://type.jp/
大手求人媒体の中でも、特にエンジニア経験者の採用に強みを持ち、エンジニア職からの認知度も高い掲載型求人媒体です。
現在の会員数は約340万人で、経験者の割合は約17.4%と大規模なデータベースを誇っています。
候補者のスキルや性格など、多面的にマッチングできる機能やスカウトメール機能があり、採用活動において運用しやすいメリットがあります。
quick AGENT(クイックエージェント)
URL:https://quickagent.jp/company
多数のエージェント向け、エンジニアの業務委託募集を一括依頼できるサービスです。
複数のエージェントとのやり取りが一元化できるチャット機能もあり、直接やり取りすることも可能です。
企業は利用料無料でサービスを利用でき、採用決定時に成約エージェントに対して実稼働に基づいた金額を支払うことになっています。
レバテックキャリア
URL:https://career.levtech.jp/
ITプロフェッショナル専門でハイクラス求人を紹介する特化型転職エージェントです。
企業の契約形態(新卒採用、中途採用、正社員、契約社員、派遣、フリーランスなど)の要望に対応しています。
長く活躍できる人材、即戦力人材など、企業のニーズに合わせた人材を紹介することが可能です。
優秀なエンジニア採用をあきらめない
エンジニアの高需要は今後も続くでしょう。
企業にとってはハードルの高い採用活動が続くことが予想されます。
しかし、優秀なエンジニアを採用するためには、採用市場の現状を把握し、ターゲット獲得に向けた採用活動を地道に行うことが重要です。
自社のニーズに合った媒体を選択し、積極的にアプローチをして優秀なエンジニア採用を成功させましょう。