外国人労働者の需要大!企業が採用するメリットと注意点を紹介

2022-12-05

大後 ひろ子

C-OLING代表 ブランディングコンサルタント

採用留学生・外国人採用

外国人労働者とは?

外国人労働者とは、日本の企業で労働者として働く外国籍を持つ人のことです。
現在の日本では多くの企業が外国人労働者を受け入れていますが、あなたの職場には外国人労働者の方はいらっしゃるでしょうか。

人手不足に悩む企業にとっては、外国人労働者は若くて意欲的なうえ、多言語を話すことができる優秀な人材であり、非常に魅力的な存在です。
しかし、外国人労働者を受け入れることはメリットも多いのですが、雇用にあたっては注意点も多く存在します。

そこでこちらのページでは、外国人労働者を雇用するメリットと注意点をお伝えしていきましょう。
外国人労働者の雇用を検討していた方はぜひ、参考になさってください。

外国人労働者を企業が受け入れるメリット

外国人労働者を企業が雇用することで、どのようなメリットがもたらされるのでしょうか。
今回は以下の6つのメリットをご紹介しましょう

多言語対応が可能

外国人労働者は、自国の言語はもちろんのこと、日本語や英語といった共通語を話せる方もいて、3ヶ国語以上の言語を操ることができるマルチリンガルも珍しくありません。 
そのため、企業はビジネスシーンで使用できる言語が増えます。
例えば、外国人のお客様がいらっしゃったときや、外国の企業との取引などの際に接客、通訳などが可能になったり、外国語での資料や書類などの翻訳をしたり、さまざまな場面で外国人労働者の活躍が期待できるでしょう。
多言語を扱える外国人労働者を雇用することは、外国の方とのさまざまなコミュニケーションに対応できるのです。

若手の人材確保

日本では採用市場の状況もあって、日本人若手社員の獲得が難しくなっています。
しかし、海外からやってくる外国人労働者は若く、仕事にも意欲的で熱心な人材が多く、若手社員の採用ということであれば、外国人労働者はメリットのある人材なのです。
また、日本へやってくる外国人労働者は日本語を学んでいるケースが多いため、コミュニケーションに困ることのない若くて優秀な人材を獲得することができるでしょう。

社員のモチベーションアップ

外国人労働者は自身のキャリアや目標の意識が高く、仕事に取り組む姿勢も意欲的で熱心な方が多い傾向です。
知識や技術を持つだけでなく、高いモチベーションと行動力をもって業務に邁進してくれるので、周りにいる社員にも良い影響を与えるでしょう。
外国人労働者が培ってきた文化や仕事への価値観は、日本人労働者の良い刺激となり、既存社員のモチベーションを向上させることでしょう。

労働環境の改善

企業が外国人労働者を雇用することは、企業の勤務評価制度を改めるきっかけにもなります。
日本人社員対象だった日本固有の評価制度を、外国人労働者を雇用することでグローバルな視点で考える必要が出てくるのです。
グローバルな視点で改善された労働環境は、日本人・外国人に関係なく、キャリアアップや昇進のチャンスが生まれることでしょう。

海外進出への足がけ

優秀な外国人労働者を雇用することができれば、海外でのコミュニケーションのみならず、企業は海外の最新技術やトレンド、風土、文化などを理解することができるため、海外への進出がしやすくなります。
海外進出を視野に入れている企業には、外国人労働者の存在は欠かせないでしょう。
多言語を扱える外国人労働者が自社にいるということは、企業にとって心強い存在であることに違いありません。

外国人視点での新しいアイデア

日本人とは異なる環境で育ってきた外国人労働者は、日本人では気づかなかったことに気づき、新しいアプローチ方法や、新しいアイデアに気づかせてくれるでしょう。
外国人労働者ならではのアイデアは企業にとっての武器になるかもしれません。

外国人労働者雇用の際の注意点とは

次に、外国人労働者を雇用する際に注意しておきたい点について紹介していきます。

就労資格

外国人労働者を雇用する際には、就労ビザの取得が必要になりますが、職種、業種によっては、就労ビザを取得できない業種があります。
自社の募集職種が就労ビザを取得できる業種かどうか、事前に調査しておきましょう。

◆法務省入国管理局 外国人労働者の受け入れについて
参照:http://www.moj.go.jp/content/000121299.pdf

日本の慣習や文化との違い

外国人労働者の出身国により、慣習や文化の違いがあることを理解していないと予期せぬトラブルになりうる可能性もあります。
日本人の常識が通じるとは限らないと肝に銘じましょう。
外国人労働者の母国によってさまざまな違いはありますが、相手の国を理解し、日本独特の価値観を押し付けることがないように注意しましょう。

外国人労働者向けのキャリアプラン

企業は外国人労働者向けのキャリアアップシステムも整えておく必要があります。
キャリアアップや目標が明確な外国人労働者にとって、自分の目標を達成するためのバックアップ体制が整っているかどうかは重要視されるポイントの一つです。
採用した外国人労働者が早期離職してしまわないためにも、キャリアプランやバックアップ体制を見直ししておきましょう。

管理責任者の選任

日本企業が外国人労働者を10人以上雇用する際には、管理責任者を選ばなくてはなりません。
この責任者は「外国人労働者雇用管理責任者」といわれ、外国人労働者の雇用労務管理を担当する管理職の中から選任します。

差別の禁止

当然のことながら、外国人労働者の国籍を理由とした賃金、労働時間などの差別は禁止です。

ニーズが高まる外国人労働者
 

 

日本での外国人労働者の需要は高まっており、採用することで得られるさまざまなメリットは企業にとっても魅力的です。
また、外国人の意欲あふれる若手は、戦力としても期待できる人材でしょう。

外国人労働者と一緒に働くことが当たり前の職場も、今後はますます増えることと思います。
しかし、外国人労働者の雇用には注意すべき点も多いため、外国人労働者の雇用を検討している企業は、トラブルにならないよう、まずは専門家の方に相談したり、アドバイスを受けたりし、環境を整えるところからはじめましょう。
 

WRITER

麻生さきこ

ライター

キャリアアドバイザーとして求職者のカウンセリングや面接対策、就職セミナーなどに携わり、求職者と企業の双方の立場から就職支援、採用支援を行った経験あり。 個人事業主として開業後は、人材分野のほか、学習・教育分野、医療分野、サブカルチャー関連など幅広いジャンルでの執筆活動、インタビュー取材を多数行う。WEB媒体はもとより、広告、新聞、雑誌など紙面での記事執筆経験あり。硬軟使い分けたコラム、エッセイも得意。