無料求人サイトを利用した採用活動!メリット・デメリット紹介
2022-11-29
大後 ひろ子
C-OLING代表 ブランディングコンサルタント
採用その他
無料求人サイトでコスト削減
採用活動の際に求人サイトを利用している企業の採用担当の方も多いと思います。
優秀な人材、求める人材を採用したいとはいえ、採用コストはできれば抑えたいというのも担当者の本音ではないでしょうか。
従来の求人サイトサービスでは、求人広告を掲載する場合、人材採用ができたか否かにかかわらず、掲載料を支払わなくてはなりません。
しかし、最近では無料で掲載できる求人サービスもとても多く、採用活動のコスト削減におすすめです。
そこでこちらのページでは、求人の掲載が無料でできるサービスや、無料求人サイトを利用するメリット、デメリットについてまとめていきます。
求人サイトの利用や見直しを検討されていた方は、是非、参考になさってください。
無料で掲載できる求人サイト 5選
以下に、無料で求人情報を掲載できるサイトをまとめました。
サイトの特徴についても記載しますので、気になるサイトを比較しながら読み進めてみてはいかがでしょうか。
げんきワーク
サイトURL:https://genkiwork.com/jobs/
掲載企業にとって親切な作りで、求職者が見やすいデザインのサイトです。
求人情報は無料で掲載できますが、求人情報は1社につき5件までという登録制限があります。
≪特徴≫
- 会員登録不要の無料求人掲載サイト
- 官公庁から中小企業まで導入企業は1万社以上
- 雇用形態を問わず、あらゆる求人の登録が可能
- フリーワード検索にも対応
- 利用条件付きで求職者を無料スカウトできる
ハローワークインターネットサービス
サイトURL:https://www.hellowork.mhlw.go.jp/
厚生労働省のハローワークが運営しているネット版の無料求人サイトです。
2020年1月に大幅にリニューアルしたことによって利便性が高まり、利用者も増加しています。
ただし、掲載希望の場合は近くのハローワークで手続きする必要があります。
≪特徴≫
- 厚生労働省の運営で信頼度が高い
- 知名度が高い
- 幅広い世代が利用しているため、利用者数が多い
- 地方採用にも有効
求人ボックス
サイトURL:https://xn--pckua2a7gp15o89zb.com/
株式会社カカクコムが運営する一括検索サイトです。
日本人向けの仕様になっており、充実した機能と使いやすさ重視のシンプルな設計が人気のサイトです。
≪特徴≫
- 日本最大級の求人サイト
- 月間500万人以上が利用
- 求人情報の掲載期限なし
- 検索キーワードと求人情報のマッチ度が高い
Indeed(インディード)
サイトURL:https://jp.indeed.com/
Indeedは世界60ヶ国以上で利用され、利用者と求人の掲載数が最も多い検索求人サイトです。
検索ツールである「Google」や「Yahoo」で求人情報について調べた場合も、「Indeed」が表示されるので、より多くの求職者からの応募が期待できます。
≪特徴≫
- 世界最大級の求人検索サイト
- 知名度が圧倒的に高い
- 利用者と求人の掲載数が最も多い
- 有料掲載で求人の露出を増やせる
利用者が多いFacebookでも、求人情報の掲載が可能です。
Facebookのビジネスページに企業が求人情報を投稿することで、発見タブ内の「求人」に反映されます。
≪特徴≫
- 全世界に向けた求人情報の公開が可能
- 外国人採用にも活用できる。
- ピンポイントでターゲットを絞り、広告配信できる。
- メッセンジャーで応募者とのやり取りが可能。
無料求人サイトのメリット&デメリット
次に、無料の求人サイトを利用することのメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
コストがかからない
あくまで「無料」の求人サービスなので、採用コストの大幅な削減が可能です。
有料の求人サイトでは掲載料だけでだいたい数十万以上の費用がかかるため、コストの差は歴然です。
すぐに利用できる
通常、無料求人サイトでは、企業アカウントを作成後、サイトの既定フォーマットに必要事項を入力するだけで求人票が作成でき、そのまますぐに掲載できます。
短時間で掲載に至るため、すぐに求人を行いたいときに便利です。
求人票の内容を修正したい場合もすぐに自社で行うことができるため、タイムラグなく最新の情報を反映させることができます。
掲載の敷居が低い
有料の求人サイトの場合、掲載において企業の審査が必要とされる場合が多いです。
しかし、無料求人サイトの場合は審査基準が緩い場合が多く、どのような企業でも簡単に掲載できるようになっています。
採用活動の手段が広げられる
無料求人はコストがかからずに採用活動を行えるため、他の採用手法や媒体と並行することが可能です。
採用活動の手段を広げることができるということは、求人情報をより多くの求職者に見てもらえるチャンスが増えるということです。
デメリット
他社の求人に埋もれる
無料の求人サイトへの掲載は、基本的にはどの企業も一線上です。
そして掲載のハードルが低いので、正社員、アルバイトなどの雇用形態に限らず、さまざまな企業の求人が掲載されています。
課金などによる露出効果も望めないため、自社の求人を他社よりも検索にかかるようにすることも難しいのです。
そのため、他社の求人に埋もれやすく、自社の求人が求職者の目に触れられるか否かもタイミングによるところがあります。
掲載情報は自社で作成する
無料求人サイトの場合、有料求人サイトのようなサポートが用意されていません。
求人原稿の作成や内容の分析、修正なども自社で行う必要があり、採用担当者の負担が大きくなるでしょう。
短期採用が難しい
無料求人サイトは短時間で求人情報を載せることができる一方で、上述した「他社の求人に埋もれてしまう」というデメリットがあります。
このデメリットは、自社求人に目が留まらないため、求職者の応募をすぐに促すことができない、つまり短期間での採用につながらないというデメリットがあるのです。
縁!
求人情報を無料で掲載できるサイトはまだまだたくさんあります。
サイトによって文字数制限、写真掲載など、利用に何らかの制限が設けられている場合も多いものの、コストがかからないというのは大きなメリットです。
自社の魅力を求人情報に込められる求人サイトを探し、まずは、コストをかけても効率的に採用ができる採用手法のサブ的な位置づけで、無料の求人サイトに求人情報を掲載してみてはいかがでしょうか。